左は、錦糸南天と藪柑子
右は、万両宝船と石昌、お多福南天(写真には写ってないが、1m位の鎌柄が伸びている。
お正月の生花の材料を少しエキゾチックな植物と松を組み合わせてみました。オレンジ色の鳥のくちばしの様な花と葉は、ストレチアと言い、南アフリカ原産で、別名、極楽鳥花とも呼ばれています。赤いバイナップルの葉の様な植物は、グズマニアと言い、中南米の熱帯雨林に分布するパイナップル科の植物で、花茎につく葉っぱ(苞状葉)が鮮やかな赤や黄に色ずいたものです。ダークレッドのダリアと鮮やかな紫の胡蝶蘭をあしらってみました。
左はラッキョウ竹と言い、根に近い節がラッキョウの様な形をしているので、その名が付けられたそうです。銘々が面白いので一度見てみてください。
右は赤松に藪柑子(ヤブコウジ)を寄せ植えしました。赤松は、別名雌松と呼ばれ、松葉が柔らかく、手で触れても痛くなく、新緑が美しい松ですが、なかなか育ちにくいです。一般には黒松が多いです。藪柑子は、冬に赤い果実をつけ和風の落ち着いた姿が魅力的な常緑の植物で、万葉集にも山橘(ヤマタチバナ)の名で詠まれ、古くから日本人に愛されてきて、正月の縁起物として、よく寄せ植えの根締めに用いられます。別名、十両とも言います。